オリジナルコンポ
「S-2C-GS」を採用した、オリジナルコンポ・スペシャルバージョン!
オリジナルコンポ「LMC-3」は、
という組み合わせで構成した、システムコンポーネントです。
CDプレーヤーとアンプは「LMC-2」のページで詳細に述べました、カルロス・カンダイアス氏の製品ですので、ここではその説明は省かせていただいて、スピーカー「S-2C-GSX」の解説をしたいと思います。
型番の末尾に「GSX」が付くこのスピーカーは、当店オリジナルブランド「MUSEHEART」のスピーカーシステムで最高グレードとなります。「S-1X」シリーズとの違いは、ツィーターがイスラエルのモレル社のソフトドーム型28mmにグレードアップされていることと、ウーファーがアルミコーンではなくペーパーコーンを採用している事です。エンクロージャーはもちろんチェリーのツキ板。そして最大の違いは実は見えない部分にあります。それは、このスピーカーの内部配線にナノテックシステムズの「GoldenStrada#79 nano3」を採用しているという事です(ペアで4mも使っています)。
内部配線は、スピーカーケーブルから伝送されてきた音楽情報をスピーカーユニットへ伝達する大変重要な役目があり、「MUSEHEART」では、外に配される最高品質のスピーカーケーブルをそのままスピーカーの内部配線に使用したわけです。おそらくこんなスピーカーは世界広しといえど、他に類を見ないのではないでしょうか。このスピーカーのパフォーマンスには目を見張るものがあり、当店が提唱する「生楽器の柔らかな質感」を十二分に堪能できる再生音です。
「S-2C-GSX」のページには、前身モデル「S-2C-GS」がAudio Accessory 2007年夏号(No.125)にて紹介された記事を掲載していますので、是非お読みください。
ではここで試聴記事を書いてみます。上記にあります「ハイエンドショウ2007春用パンフ」には、シューベルトのアルぺジョーネ・ソナタの試聴記事を掲載していますので、ここでは大オーケストラを聴いてみたいと思います。
ストラヴィンスキーの舞踏組曲「春の祭典」です。試聴したのは話題となったゲルギエフ指揮キーロフ・オーケストラによる最後の「いけにえの踊り」から最後まで。ここは、まさに踊り狂うさまを変拍子を駆使し管も弦も激しく掛け合い音楽が進行する部分です。
さてこの「LMC-3」ですが、見事にこの大編成オーケストラを再現します。この広大無比とも言えるダイナミクスに対しても、まったく不安を見せません。見事です。どんなに複雑にリズムを刻もうとも、どんなに激しく管弦が大音響で咆哮しようとも、まるで細かな設計図を見ているような見通しの良さで音楽が再現されます。この曲の最後、突然静かになった・・と思った矢先、叩きつけられる凄まじい一打までも、まさに鮮烈な音として見事に響かせます。
しかも!この大音響の中でも、私がいつも書いています「楽器の持つ実際の共通した柔らかな質感」を感じることができるのです!ですから「うるささ」はまったく感じません。どこまでも指揮者が指示したような「音楽的な意味のある」音として鳴るのです。あたかもオーケストラが目前に広がるような錯覚さえ覚えます。本システムは、カンダイアス氏の機器と相まって、素晴らしい「10万円台コンポーネント」となっています。