アンプ
| CEC |
| AMP3800-MHT ¥69,300-(税込) |
ハイ・コストパフォーマンスなベーシックモデル
CECの設計担当であるカルロス・カンダイアス氏によるCEC社のベーシックとなるプリメイン・アンプAMP3300Rの実質グレードアップモデルです。しかしその音質や表現力は「ベーシック」という位置付けをはるかに凌駕しています。 AMP3800は、エントリーモデルAMP3300Rの後継機となるモデルで、回路、筐体、パーツの材質、および外観デザインを大幅に見直すことによって、総体的に高級感が増し、中級機として十分通用する仕上がりとなりました。音質面でもデザイン面でも価格面でも、CDプレーヤーCD3800-MHTとベストマッチのハイ・コストパフォーマンスアンプとなっております。AMP3800は、CEC独自のLEF(Load Effect Free)回路を搭載した純A級シングルエンデッドアンプです。LEFは、一つの電圧増幅段と一つの電流増幅段だけで信号を処理する回路で、音楽信号に影響を及ぼすネガティブフィードバックループを持たないため、トランジスタ固有の特性から解放され、ストレートで高品位な再生音を実現できるCECのオリジナル技術です。さらに、ミューズハート・チューニングを施すことにより、音質を2グレードアップさせることが出来、透明感、音離れ、空気感までも鮮明に表現します。
非常に言葉では表現しにくい、そしてなおかつ音楽的な部分で、カンダイアス氏の製品は他の同価格帯の製品と比べて優れている部分があります。それは、音楽的なバランスが非常に良いということです。このバランスというのは一体どういうものなのでしょうか?
オーディオ界でよく説明されるピラミッドバランスとか、そういうものではありません。楽器には個々の音色とその性格があり、音量的にも楽器によりそれぞれ違います。それが上手くかみ合い重なるように音楽というものは作曲家の手で書かれています。オーディオ界の常識となっている音楽を高音・中音・低音と区切る捉え方では、こういう事は把握できません。音楽的なバランスというものはお互いの楽器同士が常に音楽的に上手く結びついている、無機的ではなく有機的に結びついているというのが本来のバランス感覚だと思います。カンダイアス氏の製品にはそれがあるのです。
どこかが突出して特徴があったり、研ぎ澄ましたようにきれいに響かせたりという、いわば半ば人工的に聞こえるような音はいっさい出しません。従来のオーディオ的説明ではないので、なんとも解り辛いかもしれませんが、彼はそういう本来人間の手で行われる「演奏」を通した音楽的なバランス感覚をきちんと持ち合わせているエンジニアといえます。日本の製品にはなかなか無い性格のもので、貴重な音作りだと思います。そしてこういう事が、このベーシックな製品にもきちんとわかるように設計されているところが、なんとも素晴らしいところです。音質も実に自然なものを感じさせ、聴いていてとにかく安心できる心地になります。