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パソコンの音楽信号を素晴らしい音質で楽しむ法!
地獄の音から、天国の音へ大変身の巻!

 当店では、以前よりパソコンとの親和性の高いコンパクト・オーディオシステムの数々を提案して来ましたが、過日、当店自慢のシステムで行った「音響異種格闘技戦」(CD,LP,カセットテープ、DVD,パソコンオーディオ等なんでもありの、しかも150分ぶっ通し無制限一発勝負の視聴会)にも参加していただいた、港区麻布十番にある美容室「サルトリオ」の店長さんをお訪ねして来ました。
 店長の緑川さんは、大の音楽ファンで、一日の大半を過ごす仕事場でも、音楽が無いと生きていけないというほどの音楽好き。 その緑川さんから,何とかもう少し良い音で音楽が楽しめないだろうかとの相談を受けたのが、きっかけでした。お店の営業が終わった午後7時30分に到着。挨拶もそこそこに、まずは音を聴かせていただいた。
 うーむ!これは酷い。まず音量だが、まさに蚊の鳴くような音量で、しかも疑似低音のブンブーンという響きばかりが耳につき、これでは音量を上げたくても、どんどん音量を絞らざるを得ない。店長曰く、「まさに,その通り」だという。

そこで、システム環境を一通り、検証した。

 音源は、仕事中は手が離せないから、もっぱらMac iBook G4での、インターネットの音楽ラジオ番組のストリーミングが主体→ヘッドホン端子→市販のチープなミニ→ピン変換ケーブル→市販のサブウーファー付きアンプ→BOSE 101MMスピーカーというシステム環境である。 うーん、これを良い音にするのは、ちょっと手強いぞ。
 
   まず、サブウーファーの音量を最小に絞り込む。それでも、ブーンブンと身体に響くことには変わりがない。そこで、伝家の宝刀、オーディオFSK サウンドマジラー+黒檀ブロックのインシュレーターの3点支持で、設置された出窓の棚板とサブウーファーを分離する。グンと聴き易くなる。 そこで、いよいよ本番の音質改善テクニックに掛かる。
 まずは、店長愛聴のボサノバCDをiBook G4のハードディスクにi-Tuneを使って、ロスレスでインストールして、これまた伝家の宝刀(一体幾つ宝刀があるかって!当店のノウハウには伝家の宝刀は無尽蔵にあります(笑))USB方式DAC付ヘッドホンアンプDenDACを差し込み、再生してみた。
 ガーン!まるで後頭部をハンマーで殴られた位の衝撃が店長と私を襲った。それまでの地獄のような音が、えも言われぬ天国の音に一変したのである。これが3万円前後のサブウーファーアンプ+BOSEスピーカーの音かぁ?
いやぁ、お見それいたしやした!BOSE 101MMスピーカー侮るなかれ!である。素晴らしい音質だ。今まで、散々あらゆるところで聴いて来たボーズの音。いつも、これがボーズの音と納得していたのだが、見事に裏切られた!
店長とふたり、お互い、顔を見合って、言葉も出ない。(誤解の無いように、言って置きたいが、私にはその気はありませんので、あしからず)。
勢いに乗って、市販のミニ→ピン変換ケーブルをMuseHeartオリジナルのケーブルに交換した。 これまた、大前進である。うーん、これなら、仕事の腕も,生き生き弾むというもの。
店長はと見ると、すっかり顔を紅潮させて、目を白黒させている。どうですか、店長?
 
店長曰く「凄い!音響の職人さんの技を見せつけられた思いです。奥が深いですねぇ。これが、同じ我が仕事場とは、思えません。別世界に居るみたい。店格がグーンとアップしたように思いますよ。ありがとうございます!」
そこまで、言っていただくと、私も職人冥利に尽きます。こちらこそ、貴重な体験をさせていただきました。頭では、こうなると想像もし、確信してもいましたが、実際お客様の現場で実証できたのですから、私こそ,お礼をいいます。店長の緑川さん、本当にありがとうございます。
 しかも、ここまでに掛かった時間と費用は、約1時間、DenDAC(¥12,600)、MHミニ→ピン変換ケーブル1.0m(¥3,500),インシュレーター@¥1,460×3=¥4,380、チューニング作業代¥10,000の合計、たったの¥30,480(税込)である。 これなら、音楽好きな店長のいらっしゃるお店の音響システムの音質を、それまでの「地獄(ちょっと言い過ぎ?)の音から、天国の音へ。全てのお店を変身させたいものだ」と確信したオーディオ楽器職人の広瀬でした。(終わり)

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